笑ってお金を使い続けたい

エレ片とエレキコミックが好き。

好きでありますように

(以下文章、敬称略させて頂いてます)

 

みんな〜〜エレキコミック好き〜〜???

私はとっても大好きなんだけど、

まずは一緒に叫ばせてくださいね、せーの、

エレキコミック第27回発表会

LEMON LIME 100%GIRL 最高だったよね!
(右手を天高く突き上げるポーズ)

 

ふぅ……。本当に最高だったので詳細に語りたいんですけど、それはお酒を飲みながら聞いてもらいたい訳で。私がどうお笑い好きになったのか聞いてもらっていいですか。本当に暇なときにでもお読みくださいね。得られるものは特にありませんから。それではお聞きください。

 

 

私の家はそのまた昔、NHKが主チャンネルで寝る時間は20時っちゅー、まあよくある平々凡々なお家でした。ちびまる子ちゃんと同じ三世代同居世帯。
笑うこと好き(嫌いな人いないと思う)小学生の私は、生活笑百科笑点を毎週楽しみにしてたのね。それくらいしかお笑い番組見れなかったし。でも笑点の演芸コーナーに結構若手芸人が出ててね、それをきっかけに知ったんだよ。それまでお笑いっつったらおじさんが漫才してるもんだと思ってたから、若いお兄さんたちが何かの設定で面白いことしてるっていうのが新鮮で新鮮で。次の日すぐに衝撃を受けたことを当時の親友のUちゃんに話すと、「深夜に笑点に出てた若手芸人がネタをしてるんだよ」って教えてくれたんだよなあ。爆笑オンエアバトル。これをせっせとビデオに録画する生活が始まるんだよビデオだよ化石かよ。親には「お笑いなんか見て!」と小言を言われたけど、「NHKだもん!」って反論して何とか許された経緯。UちゃんとNHKに感謝そしてこれからもよろしくな。ちなみにこのきっかけとなった若手芸人はアンジャッシュでした。ピーポ君のネタを初めて見た衝撃を私は生涯忘れないでしょう。


Uちゃんはテレビっ子小学生だったから、新しいお笑い番組が始まると聞きつけると情報をリークしてくれてくれたし、どの芸人がどの事務所かっていうのを模造紙に書き出してくれてね。結成年とメンバーのフルネーム、生年月日も添えて、私が覚えるまでテストもしてくれたし。そうやって芸人の話するために毎日遊んでたなー。美意識とカリスマ性が高くて、凡人の私はめちゃくちゃに惹かれちゃいまして、後に「お前は私の奴隷」と言われるまでべったりになるんだけども……それはまた別の話だわ。

 

 そうそう、それでズブズブとお笑いにハマってゆくわけですな。
開始の時期に差はあるかもしれないけど、2000年代はじめ頃のお笑いブームの波って結構すごかった気がする。その頃の「若手」の方々って大体当時20〜30代で、一回りくらい差がある私は彼らを面白いお兄さん達と思ってた。若さに親近感を抱いてたのかな(今考えるとそんなに若いわけでは無い中堅のみなさま。)歌ネタやリズムネタ、強烈なフレーズが流行るのも、覚えやすくて学校ですぐ披露出来るところが良かったのかもしれないな〜。私は披露出来るカーストにはいなかったけど、今でも歌ネタとリズムネタはめちゃくちゃ笑うね。

時期は前後するけど、オンバト、登龍門F、エンタの神様笑いの金メダル、レッドカーペットとかコンテストで言ったらM-1グランプリキングオブコントとかのネタ番組でバンバン芸人出てましたなあ。お笑いの番組自体が多くて楽しかった気がする。クイズ番組よりあったんじゃない?この第5次お笑いブーム(調べたらwikiがそう言ってました)ショートネタ大量消費時代に入って、たくさんの芸人さんを知っていくことが出来たのかも。この頃の私は芸人の紹介文当てクイズにハマってました。エンタの神様の「コント仕掛けのスペシャリスト」「アンジャッシュ」みたいなね!(ちなみに「電撃のハイテンション」「エレキコミック」だったって)

 

そんな私は、04年から1年くらい放送していたメンBという深夜コント番組にどハマりして。エレキコミックアンジャッシュ陣内智則長井秀和POISON GIRL BAND佐久間一行インスタントジョンソン他、あと綺麗なお姉さん達が出てましたしょこたんとか。DVD出てるよ。このキャスティングに興奮していたUちゃんと私。録画したビデオをもう何回も一緒に見てたね。コント暗記してUちゃんと再現して遊んでた。小学五年生当時の自分の日記には、「明るいよ!の人、顔とかじゃなくて大好き!」って書いてある。我ながら書き方が腹立つな〜。あと似顔絵描こうとしてめちゃくちゃ塗りつぶしてる。

明るいよ!ハッピー注入!は、マイティやつい ってコントのキャラがやるギャグなんだけど、日常生活で取り入れて違和感を感じさせてたね。番組後半でマイティやついが歌ってた曲も当時覚えて歌ってた。(エレキコミックが出したCDエレベストの2曲め マイティROCK って曲。)関係ないけど、Mステのパロディコントでタモリさんのモノマネする今立さんもツボでした。

当時のエレキコミックは、カッコいいけど普通の人(ツッコミ)と、天パで歯並びが変なかわいい人(ボケ)っていう認識でした。私は。当時のネタ番組ってやついさんが出ると「キャー!可愛いー!」って歓声だったと思うんですけど……、その辺確認できる方至急私まで連絡ください。


ゴールデンの歌番組(みんなのテレビ、のちのウタワラエレキコミックアンジャッシュとかがレギュラーでコントやってるのが好きだった。このお笑いを毎日テレビで見れる環境がずうっと続いて欲しいなあって思ってた。好きな番組の最終回の日の日記はページが黒く塗りつぶされてるくらい。何事も終わりが苦手なんで。最終回とか大の苦手。辛くて苦しくて悲しいじゃん。

この番組、B’zの愛のバクダンがリリースされたとき、やついさんがヘリコプターで愛のバクダンを抱えて落とされるって伝説のやつがあったね。あれテレビの前ですげー笑ったなあ。

 

小学生の私がぶち当たったのはファンのなり方を知らない問題。お小遣いが無くてお年玉を切り崩してた私にはライブに行くことは出来なかったから。徐々に親にお笑い好きがバレてゆく中で、なかなか1人で外に出してもらえず無茶も出来ないし。吉本のライブチケットをなんかの抽選で当ててお父ちゃんと行ったぐらい。応援するために必要なものはテレビと…DVDのレンタル。中学生になるとお小遣いを貰えるようになって頻繁にDVDを買うようになってね。それでも中古とかでね。

そもそも、他人から自分がどう見られてるかが最重要課題という自意識の塊だった多感な思春期、外に出るのが苦手だった私……。それでも当たり前のことに気付いていく訳で。テレビでやるネタとDVDに収録されているネタは違うし、ライブでやるネタが全部DVDに収録される訳では無いということに!

後に現場重視マンになる気付きのひとつかな。

 

そんなこんなで(?)、初めてエレキコミックを生で見たのは08年の第16回発表会Girlic。模試の成績が良かったから一つお願いを叶えてもらえるってお願いしたんだったかな〜覚えてない。?いやあ感動しちゃったもん。生だ!っつって。開場まで時間あるからってガーリックトースト食べたら、開演時間と間違えてて、一本目に間に合わなくて本当に凹んだけど。それ以来開場より早めに着くようになったしよかったね。タイムマシンがあったら戻るけど。

でもそこから毎年行けたわけでも無く。高校受験のときは追い詰め作戦で勉強のことしか考え無くなって、全ての趣味を一度手放したし、無事第1志望に入ったら勉強難しすぎるし人間関係難しすぎるし、何より周りにラジオやお笑いのことを理解してくれる人がいなくなっちゃったんで、楽器買って音楽やったり、アニメや漫画に傾倒していきました。

 

スペシャルウィークとかやついさんの結婚とか、なんとなくたまに聞いてたエレ片。大学に入学して実家を出て暇になって、そういえば聴けてなかったから聞きなおそーって再生したらもう、ブワッと戻ったのぜんぶ。実家に積み上げられていたDVDをダンボールで送ってもらってまた見直して、買っていなかったものを揃えて……ということを繰り返す日々。
エレキコミックがすごいのなんのって。修学旅行(ファンと旅行)とか、ツーリスト(ファンと遠めの旅行)とか、エレマガ(週に一回、聞く見る読むのコンテンツがあるメールマガジンが届く)始まったりとかしてんだもんすげーよな。
なかなか一歩踏み出せなくて後悔してを繰り返しながら、それから何年かして、エレ片のイベントに参加表明のメールを送ることになるわけさね。

 

お笑い好きにならなかったらこんなにお金を使うことも、ベッド下の引き出しにエロ本を隠すようにビッチリDVDをしまう事も無かったかなあ。本当に腹から笑ったときのアドレナリンが出て幸福感でいっぱいになる、あの感覚を知らないまま過ごしていたのかな。やっぱり私は、お笑いを好きになって本当に良かったし、これからもずっと好きなんだろうなあ、と思ったり。

 

そんなお笑い大好きな私が小学生の頃に書いた日記の最初のページを貼って痛さに顔を歪めてもらって締め。

 

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